【ホリスティック栄養学】心と体、脳の健康。アルコール、適量はなし?実は少量でも脳に悪影響。私達夫婦が飲酒をやめての大変化。

本日の内容はこちらの動画でも解説しています。

https://youtu.be/dtKpxiOrAuY

今日はホリスティック栄養学の中でも、心にも体にも脳の健康にも影響を及ぼす、アルコールについて。

これをお読みのあなたは、アルコールを飲みますか?

私はアルコール好きの人が多くいる鹿児島県の枕崎市で育った人間ですが、今はアルコールを一切飲みません。

若い時は飲んでいたこともありましたが、今は全く欲しいとも思いませんし、何より、あらゆるアルコールの害に気づいてから、アルコールを飲むメリットはゼロということに気づき、今では夫婦で一切飲みません。

実は、夫は、息子が生まれる前、アルコール(もっぱらビール)をよく飲む人でした。

ですが、息子が生後2ヶ月のとき、アルコールを飲んだ時に、しっかり体、心も脳も機能していない、イライラすることもあることに気づき、禁酒を決意。あんなに毎日飲む人だったのに、今は別人で、本人の人生も、私達家族の人生も変わりました。

今回は、アルコールの害、私達夫婦がアルコールを一切飲まなくなって人生が大きく変化した話をお伝えします。

「ほどほど」はない。量にかかわらず飲酒は脳に悪影響 英研究

夫が禁酒を始めてすぐの頃、

「僕がアルコールをやめたことはやっぱり正解だったよ」と言いながら見せてくれた記事がこれでした。

CNNニュースに掲載されていた、「Drinking any amount of alcohol causes damage to the brain, study finds(量に関わらず、飲酒は脳に悪影響)」という記事です。

https://www.cnn.com/2021/05/19/health/alcohol-brain-health-intl-scli-wellness

飲酒に「安全な」レベルというものはなく、アルコールの摂取が増えればそれに関連して脳の健康は悪化するとの新しい研究結果がイギリスのオックスフォード大学より発表されたとのこと。

この研究では、オックスフォード大学の研究者らがイギリス内の2万5000人からアルコールの摂取量を申告してもらい、各自の脳の断層写真との関連を調べています。

オックスフォードの上級臨床研究者で論文の筆頭著者を務めたアニヤ・トピワラ氏によれば、調査の結果、飲酒が脳の灰白質に影響を及ぼしていることが分かりました。
灰白質は、脳の中で情報を処理する重要な部位を構成する領域です。

トピワラ氏は
「酒量が増えるほど、灰白質の容量は小さくなる」
「脳容量は年齢とともに縮小するが、その度合いは認知症でより深刻化する。脳が小さくなれば、記憶に関するパフォーマンスの低下にもつながる」
と説明しています。

研究チームは特定の飲酒パターンや酒の種類、その他の健康条件によってアルコールが脳に及ぼす影響が変化するかどうかも検証しました。

その結果、飲酒に「安全な」レベルはなく、どれだけ少量でもアルコールを摂取すればその分、脳の健康は悪化するということが分かりました。またお酒の種類で悪化の度合いが変わる証拠は見つからなかったとしています。

一方で、高血圧や肥満、大量飲酒といった特定の条件が加わることでリスクがより高まる可能性はあるとしています。

「飲酒は適量に『ほどほど』に飲むのなら無害もしくは何かの予防効果さえあると考える人があまりに多い」
「認知症のような神経変性疾患の『治療法』がまだ見つかっていない以上、脳損傷を防ぎ得る要因について知ることは公衆衛生にとって重要だ」

とトピワラ氏は話しています。

量にかかわらずアルコールの摂取には健康リスクがあることは過去の研究でも指摘されてきていることです。

ロンドン大学キングス・カレッジの客員臨床研究員で高齢者の精神医学を専攻するトニー・ラオ氏はCNNの取材に答え、この研究結果について、サンプルの多さから偶然表れたものとは考えにくいとの見方を示しています。

同氏は過去の研究にも共通する傾向がみられるとした上で、たとえリスクの低い飲み方であってもアルコール摂取は脳への悪影響という意味で従来の想定以上の役割を果たしていることが証明されたと分析しています。その度合いはなんと、喫煙など他の多くのリスク要因を上回ると伝えています。

それでも、「適量」の飲酒は健康に良いと聞くけど?

確かに、「適量」の飲酒は、特に循環器系において利益があり、健康に良い、長生きする人が多いなどという話もよく聞きますよね。

実際にはどうなんでしょうか。

例えば、適度な飲酒が循環器系の疾患を予防するという研究もあります。適量のアルコールは、高密度リポタンパク質 (HDL、または「善玉」コレステロール) のレベルを上昇させ て、HDL レベルが高いほど、心臓病を予防することにも繋がるとも考えられています。

軽度から中等度の飲酒で、心臓発作、虚血性脳卒中、末梢血管疾患、心臓突然死、すべての心血管系の原因による死亡のリスクを下げるとも考えられています。ただし、アルコール摂取量を 1 日 4 杯以上に増やすと、高血圧、不整脈、脳卒中、心臓発作、および死亡のリスクが高まる可能性があります。

これだけ聞くと、やっぱり「適量」だったら健康にいいんじゃないか?と考えられそうですが、「脳」にとっては、「適量」はないということと、これらの循環器系の健康効果に関しても、「飲酒」という一つのことだけがポイントではなく、下記のことも包括的に(ホリスティックに)考慮する必要があります。

リスクと利益のどちらのバランスも包括的に(ホリスティックに)考慮する

健康は、飲酒をするかしないか、ということだけで判断できるものではありません。それぞれの個人の環境、家族歴、生活習慣、体質など、アルコールはそれぞれの人に違う範囲でリスクも利益ももたらします。だからこそ、下記のことを包括的に(ホリスティックに)考慮した上で、バイオ個性(ホリスティック栄養学でいう、人は一人ひとり違うということ)に基づいて、飲酒を個人で判断する必要があります。

①飲酒以外のことで健康的な食生活、生活習慣、運動を保てているかどうか

健康の基本である良い食生活、生活習慣、運動を保てていない状態で、アルコールに健康効果を期待しても意味がないですよね。「適度」にアルコールを飲むのであれば、まずは良い食生活、生活習慣、運動は必須のことです。

②体質、持病にアルコールのリスクはないか

もともとの体質としてお酒に弱い、依存症になりやすいなどの人、または持病を持っている人は、世間で言われている「適量」を飲んだとしても、体と心に影響を及ぼす度合いが高くなります。そういう方は、適度であっても、飲酒の健康効果を期待することよりも、リスクも考える必要があります。

③お酒を飲んだ後の気分はどうか

いくら循環器系の健康効果があるといっても、アルコールを飲んだ後に、気分がイライラしてしまう、気分がよくなったとしてもついつい喋りすぎてしまう、家族や友人に迷惑をかけてしまう、、、などの傾向がある人は、飲む前に、本当にアルコールはあなた自身と周りの人にとっても良いことなのかということを一度考える必要があるかもしれません。

④飲酒をしても、それ以上に心と身体の健康に気遣えているかどうか

適度の飲酒をしている人で長生きの人が多い、という点に、私達が注目すべきことは、その適度の飲酒をしている長生きの人が、飲酒以外に何をしているか、ということです。

それらの長生きの人は、飲酒だけで生きているのではありません。長生きの秘訣が、飲酒以外にも必ずあるはずなのです。それは、食事、生活習慣、運動、あるいはマインド、あり方、捉え方、それら全てが長生きに繋がっているのです。

適量のお酒好きの人に、お酒をすぐにやめることはむしろストレスになるかもしれませんが、リスクと利益を包括的に判断した上で、個人にとっての心と身体の「健康」にとって良い選択をされると良いと思います。

アルコールをやめて夫婦で人生全体に大きな変化

私達夫婦は、上記全て、包括的に(ホリスティックに)判断して、色々経験し、失敗もしながら、最終的にアルコールを一切とらない選択をとっています。

私は始めから、アルコールを飲まない選択は苦ではありませんでしたが、夫にとっては始めは精神的に飲まないことも大変だったようですが、今は本当にアルコールをやめたことを喜んでいます。

私も夫も、アルコールを一切やめてから、人生全体に大きな変化がありました。

これはもう、アルコールを今まで飲んでいたことがバカバカしいくらいの大きな変化です。

私の変化もそうですが、あれだけアルコールが日常だった夫の変化はすさまじいものです。

私自身が一切アルコールをやめてからの変化

私の方はもともとアルコールを日常的に飲むほうではなかったのですが、たまに嗜む程度に飲むことはありました。

特に、夫と出会ってすぐの時は、夫も飲んでいたので一緒に飲んだりすることもありましたが、息子を妊娠してからは一切飲んでいません。

飲む時と飲まない時の変化は一目瞭然。書ききれないほどの変化がありますが、下にその中でも代表的なものを紹介します。

①睡眠の質がアップ

寝る前のちょっとのお酒はよく眠れるという人、いまだにいますが、実はアルコールはよく眠れるどころか、実際には睡眠の質を悪くしているのです。

研究によると、アルコールを摂ると、睡眠の前半では寝付くまでの時間が短くなること、徐波睡眠(深い睡眠)の増加、レム睡眠(体は休み、脳は活動している睡眠)の減少といった変化をもたらすとされています。でも、その効果は持続せず、睡眠の後半では徐波睡眠の減少、レム睡眠の増加がみられ、アルコールの量、性別、年齢を問わず、夜中に目覚めて再び寝付くのに時間がかかってしまうことも多くなるという結果も出ています。

少しでもアルコールを飲んだ日は、眠りが浅いことを感じたり、夜中に目が何度も覚めたり、しかもお酒の利尿作用によって、トイレにも何度も起きてしまう、こんなことがあるために睡眠の質が下がることを自覚していました。

②生産性が上がる

アルコールを飲むと生産性が上がる、やる気が出る!という人もいますが、それはアルコールを飲んだ時に一時的に出るホルモン、ドーパミンのしわざなんです。ドーパミンは幸せホルモンと言われ、喜びや達成感を味わった時に出るものなので、やる気を出す活力にもなるのですが、それは一時的なもの。

実際は、アルコールによって出るドーパミンに慣れてしまうと、その感覚に慣れてしまって、そのためにアルコールの量が増えてしまうこともあるので要注意です。

さらにアルコールを飲むと、睡眠の質が下がるので、翌日の生産性にもかなり影響を受けてしまいます。睡眠の質が下がるとまず、脳がちゃんと機能しない、体もだるい、そもそもイライラする、、、などの悪循環にはまります。頭がぼーっとした状態にもなるので、生産性が下がるのも当たり前ですよね。

この状態が、アルコールを一切やめてから、全く起こらないので、朝から本当に気持ちよく起きることができ、一日の生産性も断然上がります。

③本当の意味でリラックスできる

適量のアルコールはリラックス効果がある、と大手飲酒メーカーのホームページによく載っています。

本当にそうでしょうか?

私はアルコールをやめてから、本当の意味でリラックスできるようになりました。

リラックスすることに、アルコールは必要ありません。

むしろ、アルコールがない方が、濁りや偽りのないクリアな心と体で自分の全身に向き合うことができます。

たまにアルコールを飲んでゆっくりリラックスすることもいいじゃーん、と思うかもしれません。それを望む人は望んでいいと思います(^^)完璧にする必要もないし、たまに羽目を外すことも必要なこともありますしね。

だけど私は思うんです。

リラックスするために、アルコールによって体に強制的な変化を作るのではなく、日頃から素の自分でリラックスできることってなんて気持ち良いことだと。

④人間関係がよくなる

こちらも、お酒の席だと会話がはずんで人との関係もよくなったり、そこでビジネスの話もしやすい、などという人もいますが、逆のパターンもよく見ます。このあたりは、人によりけりだと思いますので、自分の場合はどうかな?と一度考えてみると良いかと思います。

無意識のうちに、あ、いつもの飲み会は意味がないなと感じる人もいると思いますし、逆に飲み会は絶対意味があると感じる人もいると思います。あなた自身に問いかけてみるといいでしょう。

少なくとも私は、アルコールをやめてからの方が、真の意味で人間関係がよくなったと考えています。

アルコールを飲んでいる時の話は、夢で流れやすいけど、アルコールを飲まないでしらふのピュアな時の話は、頭もクリアなので本来の力を発揮しやすいのです。話している相手もはっきりとクリアに覚えていてくれますし、次の行動に起こしやすいのは、断然に、アルコールなしの時です。

私達の夫婦関係も、アルコールをとらなくなってからさらに一層よくなっています。本当にピュアな心と体で、しっかりと心も体も機能しているからこそですね。

⑤規則正しい生活ができる

言うまでもない話です。上述したとおり、飲酒で睡眠の質も下がります。生産性も下がります。アルコールの多くは、夜の時間につきもの。つまり、必然的に睡眠不足にも繋がったり、体がだるくて朝起きられない〜、となったり、しゃきしゃきと規則正しい生活からは遠ざかってしまいますよね。

アルコールをやめてからは、朝もさっと起きられるし、夜の睡眠の質も良く、いつお酒を飲もう?なんていうタイミングや飲み会のことも考える必要ないので、必然的に気持ちよく規則正しい生活になります。

⑥本当に必要なものを見極められるようになる

アルコールをやめると、まず、アルコールにかける時間もお金も残ります。

アルコールにかけていた時間とお金、皆さん計算したことありますか?

たまのアルコールでも、この時間とお金、別のことに使えばものすごく人生が好転するのです。

本当に必要なものを、経験でもモノでも見極められるようになります。

私の場合は家族で過ごすこと、本、学びの時間とお金ですね。

アルコールの代わりに使う時間とお金、皆さんこれを考えただけで、アルコールに使う時間とお金の無駄が想像できるのではないでしょうか。

⑦経済的でお金も貯まりやすくなる

外食する時、アルコールを飲むのと飲まないのとでは随分値段が違いますよね 笑。

家で飲む時も一緒。お酒を買うのと買わないのとでは、日々にすればそんなに大差はないと感じるかもしれないけど、年間にしたら、おそらく多くの人が、あ、このお金で買えたものもある、旅行にも行けた!などなどと考えられるのではないでしょうか。

私はアルコールを一切飲まない代わりに、自己投資をします。

私の場合はアルコールのリターンは、心も体も健康を害するというリターンでやってきますが、自己投資のリターンは、健康アップにも、収入アップにも両方大きなリターンとしてやってきます。

たった1時間のことでも、アルコールをアルコール以外の自己投資に変えるだけで、経済的でお金も貯まりやすくなる上に、人生も大きく変化しますよね。

夫がアルコールをやめてからの大変化!(ホントすごい!)

私の変化もすごいけど、もともとアルコールを飲む人だった夫が完全に飲むのをやめてからの変化って、めちゃすごいんです。

夫は息子が生後2ヶ月に禁酒を始めてから1年半以上経過していますが、もう、彼の中にはアルコールを飲みたい欲求はなく、むしろ飲みたくない、飲むことのメリットはゼロを確信しています。

夫の変化は、

①筋肉量、体の変化がすごい

禁酒してからというもの、睡眠の質、規則正しい生活、運動、という全てが揃うようになってきたため、筋肉量、体重、体の中身も見た目も大変化。

まず、体重が10キロ以上減りました。

肥満は、睡眠の質、規則正しい生活、運動に全て関係していますからね。それらは結果的にホルモンバランスの乱れとも関係しています。

それが乱れる原因の一つだったアルコールをやめたことで、全て自然にが整っていったことによって、体重も自然に減っていきました。

今では、毎日運動もしていることもあり、腹が割れてきてます!

また、健康診断の結果も、数値がよくなり、飲酒していたころと比較して、医師からもとても健康的になったと褒められたそうです。

②精神状態もよくなり、家族にも優しくなった

アルコールを飲んでいる時は、少しのことでストレスがありました。そのストレスの原因は、もちろん仕事など、アルコール以外のところからくるものもありましたが、そのストレスの原因をさらに隠そうと、アルコールを飲むことに繋がっていたこともあります。

そしてそれが睡眠の質を下げ、生活習慣も乱れ、何もしたくなくてだるいから運動もできない、そして体重は増加する、、、その悪循環により、さらに悪循環を作る。そんなところからさらにストレスがたまる、こういうことがぐるぐると回っていました。

アルコールをやめたことにより、この悪循環の原因の一つが除かれ、そこから睡眠の質がよくなり、生活習慣もよくなり、結果的にホルモンバランスも整い、体重も減り、とても良い気分で過ごせるようになった結果、夫自身の精神状態もよくなり、家族にも今まで以上にさらに優しくなっていったこと、感謝、感謝です。

③睡眠の質が大幅にアップ!

私の変化でも上述したとおりですが、アルコールをやめることで睡眠の質は確実に上がります。

夫はもともと睡眠の質がとても悪く、寝付きも悪くて夜中にちょっとのことで目を覚ましてしまう体質でした。

アルコールを飲む、夜遅くねる、という習慣が長かった夫は、アルコールをやめてから、睡眠の質が戻るまで1年かかりましたが、なんと!今は休みの日でも毎朝5時起床!

私よりも早起きで、起床後すぐに私達ハー家の愛犬柴犬Maxの散歩に行きます。

朝起きられない、起きても機嫌が悪い、休みの日は朝10時すぎまで寝ている、、、こんな昔の夫からしたら、信じられない変化です。

④食事の質も大幅アップ!

食事の質も、アルコールをやめてから大きく変わりました。

私と結婚する前は、ご飯の代わりにお酒、というくらい、アルコールが日常的だった彼。

私と結婚してからは、食事の変化はありましたが、やはりアルコールを飲んでいた頃の夫は、朝はあまり多くを食べられないし、食事時間は不規則、そんな感じだったのが、アルコールをやめてから、朝は早起きでまずMaxの散歩に行ってくれるので(昔は私が行ってた)、しっかり運動後、お腹もすくので朝ごはんをしっかり食べる。

その後ちゃんと運動もするためにお昼も夜も規則正しい時間にお腹がすく。

健康に気遣うようになったため、食事内容にも気を配る。

夫が作るご飯も、今は自然と、とても栄養バランスが整っていて体にも心にも良いのです。

⑤規則正しい生活に

私と同様、夫が規則正しい生活ができるようになったのは、言うまでもないすごい変化です。

アルコールを飲んでいた時は仕事が終わって帰宅すると真っ先にビールに手を出し、そのままダラダラとテレビを見てしまう、そして睡眠の質が悪いものだから、夜中にも目が覚めてしまい、そこから眠れず、眠れないものだからしょうがないとまたテレビを見てしまう、、、そんなこんなで朝は起きるのが辛い。。。

こんな調子だから休日は思いっきり寝たい、、、一日中ベッドでゴロゴロする、ということもよくありました。

それが今は、朝はさっと5時に起床、食事もほぼ決まった時間に3食、マーシャル・アーツのトレーニングを平日は毎日、家でも家事を手伝ってくれたり息子の面倒を見てくれたり、アルコールにコントロールされることは全くなくなり、規則正しい生活で気持ちよく過ごせるようになりました。

⑥パッションに向かい、行動もできるように

アルコールを飲んでいる時は、やりたいことがあっても、言うだけで終わっていました。毎回同じことを語り、行動に繋がることはなく、本人もその自覚があり、いつも夢で終わると嘆いていました。

アルコールをやめてからというもの、夫はパッションに向かい、次々と行動できるようになったのです。しかもそれを、途中でやめずにコミットして自然と楽しく継続できています。

見ている私も、本当に夫のワクワクに向かってどんどん進んでいく姿に気持ちよいのです。

⑦自分軸で生きられ、つきあう人も変わった

アルコールを飲んでいた時は、「飲み仲間」(といってもそんなに多くなかったですが)と話すこともあったのですが、アルコールをやめてからは、そもそもただの飲み仲間とは会わなくなり、本人の中で本当に大切だと思う人とつきあうようになったことも大きな変化です。

また、すごいなと思うのが、飲む人が横にいて、実際に飲んでいても、夫自身は飲まなくなったこと。あれだけアルコールが好きだった人が、人にもアルコールにも影響されない、自分軸で生きられるようになっていることは、感動ものです。

夫婦2人の変化

上では、私の変化、夫の変化と別々に書きましたが、この別々の変化が合わさって、最強の夫婦の変化が起こりました。

①コミュニケーションが深まった

アルコールをどちらかが飲んでいる時は、精神的にしらふのときとは違う状態。ちょっとネジが外れているような感覚ですね。(この感覚はもちろん、人によるとは思いますが。。。)

この状態なので、頭がクリアではない。だから、コミュニケーションを取ろうとしても、違う方向に走ったり、そもそも集中して相手の話が聞けていなかったり、飲みすぎの時はイライラしたり、眠気があったり疲れていたりと、本当にコミュニケーションが大変と思うことがありました。

だから私は夫が飲んでいる時、自分が飲んでいる時は会話をしても会話にならなかったり、伝えたいことを伝えられなかったりするものだから、伝えることすらも諦めたり躊躇することもありました。

でも今は、常に頭がクリアな状態(お腹が空いてる時以外は 笑)なので、基本、いつでもお互いに話したいことを安心して話せる関係です。

コミュニケーションはとても良くなっていますし、そこから本当にお互いのやりたいことや、一緒に成長していきたいことを話せるようになったので、2人で常に良い方向に成長していけています。

どこかに飲みに行く、ということもないので、帰りが遅くなることもないので、たっぷりと夫婦一緒に話す時間もあるのです。

②心も体も健康状態がよくなり、免疫力も上がった

アルコールを飲んでいた時に比べて、体調を崩したりすることが減り、免疫力が格段に上がっていることを感じています。

免疫力に関しては、アルコールだけのせいではないですが、アルコールをやめたことにより、上記にも書いた食生活や生活習慣の改善という良い循環が周りだしたために、結果的にホルモンバランスも整っていき、免疫力も上がっていると感じています。

もちろん、免疫力に関しては、アルコールを飲んでいない時でも、夜寝るのが遅くなったり、食生活が乱れることでも下がってしまうので、日頃からやはり健康に気遣うことの大切さを、さらに身にしみています。アルコールを飲んでいる時は、乱れることも日常だったので気づかないくらいだったのです。

③子供の教育、発育にとっても良い

夫婦の副産物、子供にとってもアルコールをやめたことは大きな大きなメリットとなっています。

アルコールを夫婦とも飲まないから、寝るのも早い。ということは、子供も自然と寝るのも早くなる。

夫婦が規則正しく起きるから子供も規則正しく起きる。

夫婦が良い食生活、生活習慣をするから子供も自然とそうなる。

夫婦のコミュニケーションがとれているから、子供に対してどう接していきたいか、ということも話し合えるし、子供のこともしっかり2人で見ていける。

このことは本当にありがたいことです。

④経済的余裕ができ、お金の不安もない

アルコールを飲んでいる時は、夫が外食のとき、アルコールを飲むと無駄に高くつくー!なんて思ってましたし、家でも食費プラスアルコールなんてもったいないわ!と思ってましたが、今は本当に経済的。無駄にお金を使っているということはなくなり、その分夫婦でやりたかったことが実現することも多くなりました。

考えてみると夫がビール好きのときは、一週間に3回は6本入のビール(アメリカでは6パックという、12ドル 前後(円安の今の日本円だと1600円くらいでしょうか)を購入していたので、家で飲む分だけでも、

・月に145ドルくらい(今現在のレートだと20200円くらい)

・年間にすると1740ドルくらい(ななななんと!24万3000円くらい!)

家飲みだけでこれですからね。

外にいったら一気に1回100ドル以上飛ぶ時もありますわ。

きっと外の分含めたら、お酒代だけで年間30万以上使っていたという計算になります。

これがまた、無意識だからこそ怖い。

ただ、無意識になんとなく飲む、というのが多いですよね。そしてそのうちやめられないでついつい手が伸びる。

これが今は、無駄なアルコールを買うことが一切なくなったので、その分本当に、真に使いたい価値にお金を使えますし、お金の不安もないです。

⑤自分にも周りの人にも環境にも!メリットだらけのメリット

メリット、本当に書き出すとメリットだらけで、その書き出したメリットから派生して次々とメリットが波及効果で広がっていく、それが大きな大きなメリットです。

それは自分自身だけでなく、自分にも周りの人にも、そして環境にとってもいいことづくし。

今回書ききれないくらいのたくさんのメリット、これからもどんどん出てきそうです。

まとめ(アルコールを飲む人へ)

日常的に飲んでる人にも、たまに嗜むよ、という人にも。

量は関係なく、アルコールには脳に害を及ぼすということは頭に入れた上で、あとはアルコールにコントロールされないように、あなた自身でアルコールをコントロールしてほしいと思います。

あなたは自分でコントロールできる人。でも、アルコールもあなたをコントロールしてしまうことがあることを忘れないで、後はどう選択するか(バイオ個性もあるので、デメリットだけではないと思いますので、好きな人はそのまま続けてもいいし、やめてもいいし、それは自由)、あなたにとって何が一番大切か、それをあなたが見極められることが一番大切と思います。

参考:
CNN Health: Drinking any amount of alcohol causes damage to the brain, study finds
https://www.cnn.com/2021/05/19/health/alcohol-brain-health-intl-scli-wellness
National Library of Medicine: Alcohol and sleep I: effects on normal sleep
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23347102/

Harvard School of Public Health:Alcohol: Balancing Risks and Benefits
https://www.hsph.harvard.edu/nutritionsource/healthy-drinks/drinks-to-consume-in-moderation/alcohol-full-story/#possible_health_benefits

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