思い出の食べ物、ありますか?
◆今日のヒントになったストーリー◆
私がまだ4歳くらいのころ、
父がクリスマスに
ケンタッキーフライドチキンを
買ってきたことがあります。
田舎生まれの私は、
ケンタッキーフライドチキンを
食べたのは実はその時が初めて。(どんだけ田舎者なんだという感じですが(笑))
初めてで嬉しくて、
美味しかったけど、
油っぽーい、という
イメージでした。
今、自分からすすんで
食べることはないですが、
たまに見ると、
その時の家族での幸せな思い出が
今も浮かびます。
そして今日、
11歳の娘が学校帰りに、
私と夫と一緒に食べるために、
ケンタッキーフライドチキンを
買ってきてくれました。
本当は昨日、
サプライズで買いたかったとのこと。
しかも私には内緒で、
夫にこっそり先週話していたとのこと。
外から見えた、
$10セットの看板をいつも見ていて、
私たちに買ってきてあげようと
お小遣いの中から$10を握りしめ、
レジに並んだら、
なんと税金混みで、$10.89。
お金が足りずに昨日は買えずに
悔しい思いをして帰ったと。
それを聞いて、
娘の成長を感じたのと、
ワクワクして行ったのに買えなかった悔しさが伝わってきて、
娘は泣いてないのに私の方が涙が出てしまいました、、。
今日は$11持って行って、
やっと買えたと
喜んで帰ってきました。
やっぱり私には、
油っこーい!
という感じでしたが、
その脂っこーい!感じが、
小さい頃の思い出も引き出し、
なんとも言えない幸せ感でしたね。
私は管理栄養士、
ホリスティックヘルスコーチとして、
食生活指導もする立場ですが、
食べてはいけないものというのは
一切ありません。
ケンタッキーフライドチキンなんて、
ジャンクフードの部類ですが、
私もたまに食べますよ^^
マックにしても、
ポテトチップスにしても、
あまーいお菓子にしても、
ジャンクと言われるような食べ物でも、
クライアント様にとっては
何かしらほっこりするような
思い出の食べ物かもしれませんしね。
私は摂食障害を経験したことがありますが、その時はまさに、食べ物全てに執着心がありました。ジャンクフードなんて絶対食べない、それくらい頑なに食べ物に対して厳格でした。でもそれがもう、ストレスでストレスで。
食べ物に対する執着がなくなってからは、どんなものでも食べられるようになったというより、もう何も気にもならなくなったし、自然と頑張らなくても食事バランスガ体の中に身についています。熱く語る必要もないくらい。食べ物に執着心を持っていた頃は、栄養学のことを熱く語ってしまうこともありました。
私は今、炭水化物:タンパク質:野菜=1:1:2の割合で食べて、あとは良質の油と果物を食べるくらい。シンプルですね。
もちろん、食材は色々使いますが、それほど複雑なものばかりではありませんよ。そして、食べたい時はジャンクフードも食べる。たまにはアイスクリームもケーキも食べます。
クライアント様には、食べ物でいちいちキリキリしなくても良いように、
心の余裕を作ってあげることの方を
大事にしています。
たまに、特定の食べ物がどうしても食べたくなる(Craving と言います)人もいるのですが、それぞれの特定の食べ物について、原因が必ずあります。その本質的な原因を探ることで、クライアント様は根本原因から変えていき、楽になっていくのです。
心の余裕が出ることで、
暴飲、暴食も減り、
自分で自分をコントロール
できるようになるんですよ。
本当の健康、幸せとは何か?
そういうことに気付けるようになると、
心の余裕が出てきて、
幸せパフォーマンスも
ぐんっと上がっていきます。
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