私の人生を変えた本

今日は私の人生を変えた本をご紹介します。

起業前、悩みだらけ。1冊の本で勇気をもらう

その本に出会ったのは、今から3年ほど前、
私がまだフルタイムの会社員だった頃です。
 

当時、勤務先が紀伊国屋書店と
ニューヨーク図書館から近く、
しょっ中本を買ったり借りたりと、
日本語の本から英語の本まで
月に5−6冊、通勤中に読んでました。
 

ある日、出勤前によく立ち寄っていた
NY図書館で、一冊の本に出会いました。
 

その本が、
It’s Your Life, Isn’t It?: Choosing the path that’s right for you
あなたが選ぶ人生 新しい一歩を踏み出すために”. 

Beverly Copen著

*今では絶版となっていますが、
Amazonではまだ中古本は手に入るようです。
(でも、新品同様はなんと9800円!!)

大げさでもなく、
数ある多くの本の中から
この本がパッと私の目の中に入ってきたのを
今も覚えています。

 
2000年に日本語版出版されたこの本は、
かなり古い感じでしたが、
本から、
「今読んで」
と言われている感じがして、
すぐに借りました。


そして一気に、一日で読み終わりました。
 

セールスウーマン、起業家、
結婚や離婚の経験から、
女性が仕事と人生を充実させるヒントが
たくさん書かれた本です。

 
当時の私は、
未婚のシングルマザーで会社員、
これからの人生どうしようと、
本当に悩みに悩み、
悶々としていた時でした。


この本で、
私は大きな勇気をもらったのです。


実は、それだけではありませんでした。
この後、私はある行動を起こしました。

彼女はまた夢を叶えていた!

この本を書いた著者の
Beverly Copenに
メールを書いてみたんです。


送ったメールの内容を
簡単に要約すると、


当時の自分がすごく悩んでいたこと
(仕事のこと、これからのこと、
 シングルマザーとしての不安など)。
でも本で一歩を踏み出せると確信した、
というお礼。



彼女はとても忙しそうな方なので、
お返事は来ないかもしれないな、
でもお礼はどうしても伝えたい、
そんな思いでメールを送りました。


そしたらなんと次の日に、
彼女からものすごく嬉しそうな
メールのお返事をいただいたのです。

===============
そしてびっくりしたことに、
彼女はまた夢を叶えていた!!!
===============

実は本の最後に、
彼女の夢はフォトグラファーになること、
と書いてあったのですが、
本を書いた当時で60歳すぎ

 
その前はフォトグラファーとは
全然違うキャリアだった彼女。


メールの最後に、
彼女のタイトルが、
Author-Entrepreneur-Photographer
作家ー起業家ーフォトグラファー
とあり、うわぁ〜!と鳥肌立ちました。


質問があればいつでも相談に乗りますよ、と、
彼女の個人メールも書かれてあり、
彼女のウェブサイトは
美しい写真でいっぱい!
https://beverlycopen.com/


私もやりたかったことに一歩を踏み出せた

===================================

そしてなんと私も、そんな彼女を見て行動を起こし、その本を読んだ翌年の2017年に会社を辞め、管理栄養士、ヘルスコーチとして自分で活動を始めることができました。

===================================

勤めていた会社はとても恵まれている会社で、給料や待遇も悪くない、会社内の人間関係も最高、仕事内容も嫌いではない、いわゆる、「安定」は全て手に入る仕事だったので、辞める時はとても迷いました。

しかし、私が求めているもの、私がしたかったものとは程遠い仕事。

お金や安定を私は求めているのではなく、パッションが欲しかった。

会社を辞め、自分のやりたいことで人を幸せにする今の仕事を始める勇気を与えてくれたこの本とBeverlyに、本当に感謝しています。

「80歳なんてただの数字!」年齢を気にせず、夢中になれるものに全力投球しよ。

もっとすごいことに、
それからというもの、
毎年年末には必ず、
一回も欠かさずに彼女の方から
連絡をいただいています。

彼女が住むセドナの
自宅の住所と電話番号つきです。

2017年末に、
彼女から送られてきた
元気いっぱいのメールには、

“80 is just a number”
(80歳なんてただの数字よ)


と最初に書かれていました。

しかもそのあとに、
”I still feel like I’m in 60’s,”
(まだ60代の気持ちだけど)

とも。



おそらく今、
81歳か82歳だと思うのですが、
彼女は今も、旦那様と旅をしながら、
写真を撮っています。


実は先週も昨日もメールをいただき、
彼女がまた新しい本を出版することも
書かれていました。


今度は英語版のようですが、
私もとっても楽しみにしています。




そんな彼女を見ていると、
人生いつからでも遅くないな、
という勇気が出てきますね。


同時に、焦ることもないな、と。

=================
自分が夢中になれることを
全力投球でどんどんやっていこう。


全てのライフステージにおいて、
あなたしか分からない、
優先順位ってあります。
=================

子供に100%力を注ぐ時期があるのも
素晴らしいことです。


あなたが何かを掴むために、
100%の時間をそれに費やする時期があって
歯を食いしばる時期があってもいい。


あるいは、100%体を休める時期に
使う時期があってもいい。


そして、何かズレているなと思ったら、
修正する勇気を持つと、
大きく人生楽しくなると思います。



あなたは81歳になったら
何をしていますか?



私はこのBeverlyのように、
夫や家族とたくさんの場所を旅しながら、
自然と動物に触れて、
その喜びを周りの人にもシェアできる
人になっていたいなと思います。