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ホリスティック栄養学の中で、ワークライフバランスに関しては、心の栄養(プライマリーフード)としてもとても重要なこととされています。
今回は、2回に分けて、ワークライフバランスについて、要因と解決策もお伝えします。
2回目のブログは、下記をクリックしてください。
ワークライフバランスに関して私のニューヨークでの会社員時代の経験談
皆さんのワークライフバランスはどうでしょうか?
現在では一部の企業で、ワークライフバランスを考慮し、積極的に支援制度の充実に取り組んでいるところもあるようですが、おそらく、今の日本の社会では、フルタイムで仕事をされている方はまだまだワーク(仕事)の部分に多くの時間を取られているのではないかと思います。
私の住むニューヨークでもやはり会社によってこのワークライフバランスの考えは様々です。
アメリカの人はワークライフバランスがすごくいいと思っている方も多いと思いますが、実際は皆がそうではありません。
むしろ、アメリカでは祝日は年間に10日しかなく、そのうちの数日は、休日にならない州もありますし、すべての企業が祝日を休日と定めているわけではないので、意外と祝日として休める日は少ないんです。
日本は一方、祝日が年間16日もあるし、しかもお盆休みや年末年始などを含めたら一気に休める、という人も多いかと思います。
ただし、アメリカでも日本でも、あくまで会社や職業、または宗教や文化にもよりますが。
私は長年、レストランビジネス業界で勤務してきましたが、レストラン業界はフルタイムであればワークの部分に多くの時間を取られるのが一般的かもしれません。
何度もいいますが、会社にもよりますけどね。
ワークライフバランスという考えは、1980年代のアメリカで生まれ、もともとは、働く女性のための子育てと仕事の両立を意識した考え方で、優秀な女性従業員が子育てをしながら仕事を続けられるように企業が打ち出した様々な支援策がはじまりだそうです。
因みに私はシングルマザーでニューヨークで子供を出産しました。
当時は就労ビザで働いていたため、退職してしまうとビザのサポートがもらえなくなり、自動的に日本に帰国する必要があったため、出産や子育てのために退職という選択肢はありませんでした。
ニューヨーク州で定められている産前産後合わせて12週間の休暇をいただいた後はすぐに職場に復帰しました。
当時はレストランでストアマネジャーとしていたのですが、妊娠中もレストラン現場で他の人とほぼ同じように、ほぼ一日中立ち仕事でした。
当時の日記を読み返してみると、一日12時間労働、という日もたまにありましたがレストラン現場ではそれが普通と思っていましたし、なによりもその頃はとても若かったのでやれていたのかもしれませんね。
因みに出産後にすぐにベビーシッターに預けられるように、ベビーシッター探しは妊娠中からしていましたし、子供をみてくれる人も出産後に慌てて探す、ということもありませんでした。
出産後も、勤務中に数回、搾乳の時間を設けていただいたので、搾乳した母乳をベビーシッターに預け、私が仕事中も長い期間、母乳で育てることができました。
もちろん、搾乳した母乳より、お母さんがその場で与えてあげられるのがベストではありますが、仕事をしなければならない状況下では難しいので、ベビーシッターの方がいつも愛情をもって接してくださったことには今でもとても感謝しています。
レストラン勤務の時にとにかく大変だったのは、食事を決まった時間にいつも食べられないことでした。
レストラン現場で働く人は分かると思いますが、普通の人が食べる時間がレストランで一番忙しい時なので、その時に食事をとることはできません。
また、忙しさによっては勤務後にでさえ食事をとる時間がない時もありました。
空腹の時間が長く、体を壊してしまうなと思ったことが何度もありましたね。
その時は勤務時間は長くはなかったのですが(8時間勤務)、食事をちゃんととれないし、その状況はレストランの人には普通のことだったので職場内では特に問題視されないということから、私のワークライフバランスが崩れているなと考えるようになっていました。
その後、オフィス勤務になり、毎日ほぼ決まった時間にきちんと食事がとれるようになった時は本当に嬉しかったですね。
もちろん、オフィス勤務になってからは、パソコン一台あれば基本どこででも仕事ができてしまうので、祝日も自宅勤務、週末やバケーション中も仕事が入る、という新たな問題も生まれてきましたが。
でもそれもしょっちゅうではなかったのでなんとか切り抜けることができました。
ワークライフバランスが整っているとされるのは個々の考え方次第
ワークライフバランスが整っている、というのは、本人の考え方次第ではないかと思います。
会社に勤めているのであれば当然、会社のために貢献する必要があります。
他の人と合わせる必要もあります。
そこを本人が辛いと思っていれば、仕事の仕方を考え直す必要があるでしょう。
一方で、勤務時間が長くても仕事を楽しいと思っていつもイキイキと過ごしているのであれば、ワークライフバランスが整っていると言えるのではないかと思います。
時間的バランスだけでなく、充実感のバランスも
ワークライフバランスというのは、時間的なバランスだけではなく、充実感のバランスも含まれます。
因みに、内閣府のホームページに書かれている、仕事と生活の調和(ワークライフバランス)の定義は、
「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」
としています。
このワークライフバランスが崩れると多くの人が支障をきたすのが、健康ではないかと思います。
「長時間勤務で睡眠時間が十分に取れない」
「自分の仕事能力がほかの人についていけない」
「長時間勤務を減らしたいけど、他の人も同じように働いているから、自分だけ勤務時間を減らしたいとは言えない」
「上司に仕事のことで相談したいけど、相談できるような上司ではない」
「そもそも、この仕事は自分がやりたい仕事ではなく、生活のためにやっているだけ。仕事を楽しいと思えない」
「あー、早く家に帰りたい」
「また月曜日が来た・・・」
「やっと金曜日!!!早く終わらないかな。」
仕事を苦に思っている人の本音を挙げたらきりがないですけど、多くの心の声はこんな感じではないでしょうか。
こんなことがつもりにつもってストレスになり、体調も崩してしまうことにもなりかねません。
もちろん、仕事が嫌だから、仕事を辞めるというのは、不可能なことではありません。
ただ、生活もかかっているでしょうし、次の転職先や目標が決まっていない時に辞めるのはおそらくもっと不安な気持ちを招くことにもなるかもしれません。
じゃあどうすればよいか。
ワークライフバランスが乱れる3大要因
仕事を苦に思っている人の三大原因は主に、
1.長時間勤務
2.人間関係
3.仕事に対する情熱の低下
だと思いますが、それぞれに解決策があります。
この解決策については、次のブログで続きを書いていますのでこちらからチェックしてみてくださいね。
必ず役に立つ内容です!
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