管理栄養士を目指す栄養学生の進路のお悩みに回答。願望を叶えるためのヒント

今回の内容は、こちらの動画でも解説しています。

願望を叶えるための4つのヒント

メール講座やLINEなどで学生の方から、とても多く相談される内容があります。

それは、やりたいことがあるのにまだ経験も無く、親や周りからは「就職してからやりたいことをしなさい」と言われ、周囲の圧力もあり、どのように進んで行けばよいか分からない、どうしたらいいですか?という内容です。

今回はこのご相談に対して、私の経験などを踏まえてヒントをお伝えします。この内容は学生の方だけではなく、何か自分でやりたいことがあり、「これからそれに向かって活動していきたい方」、あるいは、「今より収入を伸ばしたい方」、こんな人生を送りたいと「願望がある方」にも役立つ情報になります。

自分の心が動く方に進んでみる

まず、私のアドバイスとしては、「頭で考えた方ではなく、自分の心が動く方に進んでいくことがベスト」です。

私は大学3年の頃、周りは就職活動をして内定が決まっている人が多かったにも関らず、就職活動を一切していませんでした。

海外で具体的に何をするかまでは特に考えていませんでした。

私の中では、「海外に行きたい」という願望が大事だと思っていて、また、その思いは、はっきりしていたので具体的に考えなくても良いと思っていました。

それでも、海外に行ける方法は色々考えていました。

例えば、オーストラリアのワーキングホリデーに行ってみようと思っていて、それなら海外に行けると思い、ワーキングホリデーのビザを取りました。また、アルバイトをしてお金を貯めてから行こうとも考えました。

私の目的は「海外に行く」ことです。これは賛否両論あるかと思います。もちろん、具体的に決まっている人はそちらを目的に行動するほうが良いと思います。

しかし、私は「海外に行く」、「海外に住む」という自分の中にある感覚をとても大事にしていました。

結果的に就職活動をしない状態で、願望を自分の中でずっと思い続けていたところ、大学を卒業して2日後に就職課から「ニューヨークで就職してみませんか?」と言われたのです。

私は、何の仕事なのかも全く聞かないまま、どんな仕事内容かも分からずに「行きます!」と言いました。返事したのは3秒くらいだったと思います。

仕事はニューヨークのミッドタウンにある、おむすびカフェのアシスタントマネージャーでした。

その求人が来た時には周りの友達は就職が決まっていました。就職が決まっていなくて、進路の希望に「海外希望」と書いていたのは私ぐらいでした。

そこから、1カ月後くらいには既にニューヨークに居ました。

重要なのは、「自分で思っていること」や、「心で強く思っていること」があると、その方向に進めるような行動を自然に自分で選択していくことができるということです。

「一応、就職したほうがいいかな」などと、色々と頭で考えると自分の願望とは違う方向に進んでしまいます。

私は、この先どうなるか分からなかったけれど自分の考えを貫き通しました。

色々考えてしまうと、安定した道を考え「就職したほうがいいかな」と考えたり、周りの圧力に影響されたのではないかと思います。

正直、周りが就職して焦りがゼロではありませんでしたが、就職希望には「海外」と出して、その合間に英語の勉強や、アメリカに住んでいた教授のところに現地の事などを聞いたりしました。

自分のやりたい方向に進んでいると思っていましたが、アメリカなんて夢のまた夢だろうとも思っていました。

それでも、アメリカのしかもニューヨークの求人で、自分が全然手の届かない所だと思っていたものがやってきたのです。本当に、自分の心に従って生きていて良かったと思いました。

その後も、こちらに来てから色々な事がありましたが、自分がこれをやってて良かったと思うことは、絶対に「自分の心が動いた方に進んでいった方」で、やらなきゃ良かったと思うのが「頭で論理的にこうしたほうがいいかなと思って動いた方」です。

「あの人がこう言うから」「自分は本当はこう感じているけど、世間がこうだから」のように、頭で考えて動いたことは後悔まではありませんが、自分の願望にはそぐわない方向に進んでしまうのだと感じます。

心が動いた「この瞬間!」に行動するのがコツ

今でも、何かをする時・迷った時は、誰かが言った方というよりも、自分が先に心が躍った方に進むようにしています。

日常でも例えば、家でPC作業をしている時に、今この瞬間「外に行きたい」と思った時に外に出る。そうすると、色々なアイディアが湧いてきたり、気分がリフレッシュします。

大きな事ではなくても良いのです。今この瞬間に「コレだ!」と思うこと、日常のほんの小さなことから、心に従って動く行動をすることは願望を引き寄せます

論理的に考えるより直感的に考えてみる

頭で考えると行動も止まってしまいます。こうしたほうが良いのかな、ああしなければ良かったかな、など考えたことはないでしょうか。

論理的に考えるより直感的に考えたほうがずっとうまくいきます。

直感的に動いても頭で「やっぱりこうしなければよかった」とか、「直感で動かなければ良かった」となるとまた、振り出しに戻ってしまうので、動いたら自分を信じて突き進むのが一番だと思います。

自分が感じていることに耳を傾けてみる

自分のやりたいことや、自分の直感を磨くときにオススメなのが、常に感情などの自分が思っていること、自分が感じていることに耳を傾けることです。

例えば今日、天気が良いとします。「天気が良くてすごく気持ちがいいな」というのは、普段は無意識に感じていますが、それを意識的に感じてみるというのがポイントです。
感覚を意識的に感じてみると、自分の感情や思っていることに敏感になってくるので、それで心が動く方に進んでいくことができるのです。

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