自分で可能性を狭めていませんか?子供も大人も世界と繋がれる可能性が広がるニューヨーク公共図書館で感じたこと


 
「この本、お母さんは読めないから借りちゃダメ!」

数年前、職場近くのこのニューヨーク公共図書館で娘の本を借りるためにここの子供図書館にいた時に聞こえた日本語。
 
 
見ると4歳くらいの男の子がロシア語の本を借りたがって泣いています。 隣でお母さんは、借りてはダメとその本を男の子から取ろうとしていました。 
 
 
私はちょうどその時、娘のために英語、日本語、スペイン語、そしてイタリア語の本を持って、貸出手続きの列に並んでいました。
 
 
よっぽどその日本人のお母さんに、
「私も読めないですけど、絵だけでも楽しめますよー」

と言おうかすごく迷ったのですが、そのお母さんがあまりに怒ってたし、その時はやっぱり人の子だしなぁと思い声をかける隙がなく。。。

いまだにあの場所に行くと、そのことを思い出してしまいます。
一言さらっと声かけることで、男の子もお母さんも、世界と繋がれる可能性も広がったかもしれないなと。
 
 
 
読むのは息子さん。お母さんは読めなくても、息子さんは絵を見て楽しめたかもしれません。もしかしたら文字を学んだかもしれません。可能性はいくらでも広がります。
  
  
これって、大人でも当てはまります。
  
 
 
 
 
体験セッション受けたいです、と言って受けた方が、本セッションを迷う理由の1つに、
「旦那に聞いてみます」
というのがとても多いんです。結婚されている方だとほぼ90%。
 
 
  
 
その時私はこう聞きます。 
 「セッションを受けるのは旦那さんですか?」
  
 
 

 
ううん、違う(笑)。
 

やるのは誰?
この質問で、気づく人は迷わず本セッションでどんどん変わっていけます。
 
 
 

それを自分に対しても、自分の子供に対しても考えると、もっともっと可能性広がると思います。 
  
 

ちなみに今日の写真の場所、NY公共図書館は、NYで行ってみたい場所を先週私が皆さんに聞いてリクエストいただいた場所。ちなみに、NY市立図書館とも言われるけど、実際は民間の非営利組織で寄付から成り立っており、NY公共図書館というのが正しいようです。*英語ではNY Public Library だけど、この意味でのPublicは、市立という意味ではなく、公共の、という意味。これは私も実は新たな発見!ずっとNY図書館は市立と思ってました!
 

この図書館、1895年に建てられた大理石でできていて本当に圧巻です。
 
 

ここをたまに私はオフィスとして利用してます。観光客多いけど、中はとても静かでかなり集中できます。
 
 

綺麗な絵がある天井のある大きな部屋もいいけど、地図専門の小さな部屋も好きです。


しかもさすがニューヨーク。多言語図書がいっぱい。日本語の本ももちろんありますよ^^
 

 
 
子供図書館も大好きで、ここには、Winnie the Pooh(プーさん)の元になったオリジナルのぬいぐるみも展示されてます。
 
 

娘は英語、日本語、スペイン語のトリリンガルなので、3ヶ国語の本、毎回借りてました。しかも娘が興味ある本はロシア語でも中国語でもイタリア語でも何でも借りました。もちろん読めなくても。

11歳になってしまった娘は親離れしてしまい、一緒に本読む機会がぐんと減ったけど。ここにある本、ほんとたっくさん一緒に読みました。 
 
 
  

ニューヨークの図書館、実は一回に50冊、3週間まで(新刊は2週間、DVDは1週間)借りれるんです!
 
 
 
「一回に50冊借りる人なんているの?!」
と司書さんに聞いてみると、
「カート持ってきて借りる人いますよ」
との回答。

 
さすがニューヨーカー。
 
 
ニューヨークに住むことって、それ自体すごい価値あるなと日々感じています。