こだわる理由がずれていないか

なぜそれにこだわるか理由を考えたことはありますか?

理由を考えた時、
目的とずれていたことはありませんか?

◆今日のヒントになったストーリー◆

私はデザインにこだわりすぎて、
機能性の低いものを
買ってしまうことが昔はとても多かったです(笑)。

まあきっと、
私みたいな人が世の中にたくさんいたのか、
最近はデザインも機能も
どっちも良いものがどんどん増えてきましたよね。

ところで、皆さんにも、
自分のこだわりが強すぎて、
目的とずれてしまっていた、
という経験はあるのではと思います。

よくある例としては、
男性で、高級車に乗りたいというこだわり。
高級車に乗ればモテるだろうから、
彼女を見つけられて毎日楽しく
幸せに過ごせるかもしれない。

でも実際には、
高級車に寄ってくるような女の子は、
男性に寄ってくるわけじゃないと
高級車を買ってから気づくわけです(笑)。

その男性の本来の目的は、
彼女を見つけて毎日楽しく幸せに過ごせること。
だから何も、高級車を準備しなくても、
その男性の魅力を分かってくれる
彼女を探すことにこだわった方が良かったというわけです。

もう1つの例。
レストランを新しくオープンして、
すごい売り上げをあげられる
お店にしたいとする。

でも、隠れ家的なレストランにしたいな、
と思ってそこにこだわりすぎて、
外から見ても何のお店か分からないので、
そもそもお客さんに全く気づかれずに
通り過ぎられてしまう。

もちろん隠れ家的な場所として
しっかりPRすればそれはそれでいいかもしれませんし、
ただの趣味のためのレストランなら
それでもいいかもしれませんが、

すごい売り上げをあげたいと思っているのに、
そもそもお店自体が隠れてて
誰にも気づかれなかったら
本当にただの「隠れ家」で、
売り上げを上げるところまで行くには
時間がかかりすぎてしまいます。

こういうズレって、
実は自分自身や内部の人間には
そもそも全く気づかなかったり
するわけです。

ズレてないどうか、と
考えることもないでしょう。

客観的に見ればすぐに
気づくのですが、
まず自分自身を
「客観的に」見ることは、
なかなか難しいんですよね。

今あなたがやろうとしていることも、
もしかしたら何かズレているかもしれません。


私は新しいプロジェクトを立てる時に
必ず周りの人に自分の方法が
良い方向にいっているか、
聞き込みをしていきます。

もちろん、自分の直感などは
とても大切にしていますが、
それも100%正しいわけでは
ないですからね。

聞き込みをすると、
意見は十人十色ですが、
少なくとも
自分以外の意見にも
目を向けることができるからです。

私が提供しているコーチングサポートも、
目的のある人を
きちんとサポートして
その方の目的地まで運ぶ仕事です。


クライアントが知らないことに関しては、
知識を与えることも必要ですし、
クライアントの思考力を上げて
クライアント自身が
自立できるようなサポートをしています。

1から10までを
私がなんでもかんでも導くと、
私がずっと一生ついていけないといけない人に
なってしまいます。

それは光栄なことではありますが、
その人と私が結婚するわけではないですし(笑)、
それは正しいコーチングではなく、
クライアント様の将来のため、
自立のためにはなりません。

こだわりのある部分を大事にすることは
良いことではありますが、
あなたのそのこだわりが、
本来の目的とズレていることがないか、
よく考えてみると良いです。

きっともっと目的に向かった早い近道が
あるはずです。

ご自身で考えても、
なかなか分からない、
という場合は
私もサポートしていけますので、
ご遠慮なくご相談くださいね。

◆今日のヒントのまとめ◆

自分のこだわりが強すぎて、
目的とはズレてしまっていることが
よくあります。

こだわっている部分と、
本来の目的を考え、
大事にしていくべきところは
何かをもう一度みてみましょう。