オランダとベルギーの研究者達の研究で、彼らは、屋外で運動している場合でも、スリップストリームと呼ばれるものを通じてコロナウイルスにさらされる可能性があることを示すシミュレーションを作成しました。
ソーシャルディスタンスはあくまで、静止している状態で有効。
でも、走ってる時や歩いている時は、スリップストリームが働くため、もっと長く距離を取る必要があるということです。
スリップストリームとは、歩いている時や走っている時に後ろにできる空気の流れで、気圧が低くなって、前の方に吸い込まれる力が働くことです。
このことを踏まえ、研究結果では、走っていたり歩いている人の真後ろでは、
・歩いている時は4.5m以上
・ジョギングやゆっくり目のサイクリングは10m以上
・走ってる時や早めのサイクリングは20m以上
間隔を開ける必要があるそうです。
真後ろではなく、斜めの場合は基本大丈夫ですが、ただ、風向きなどによっては斜めにも飛沫がかかる可能性はあるので注意が必要です。
あと、飛沫は蒸発もしますが、湿気がある場所では飛沫は空気中に長く残るそうです。
どちらにしても、人との距離は出来るだけ取る方がいいですね。
私は今世界中の話題になっているコロナウイルスのニュースを使って注目を集めようと思っている訳では全くありません。
今私が住んでいる場所は、NYでも感染者がとても多い場所です。
少しでも日本の皆さんが安全に過ごせるようにと思ってシェアさせていただきました。皆さんの安全と健康をお祈りしています!
参考リンク:https://bit.ly/2VisK9U