健康と愛で輝く未来:ホリスティック栄養学で成長し続けられる豊かなパートナーシップ

ホリスティック栄養学の中でも重要な心の栄養の一つとして考えられているパートナーシップに関して。

健康と幸せ、そして成長を共にするために、ホリスティック栄養学の視点からアプローチすることで、2人で一緒に愛と絆が循環する関係を築くことができます。

今回は、パートナーシップの新しいステージ、成長と愛の循環を促進する具体的な方法について、ホリスティック栄養学の視点と私の経験も交えてお伝えします。

ホリスティック栄養学でも大事とされるパートナーシップ

ホリスティック栄養学の基本概念

ホリスティック栄養学は、食の栄養学だけでなく、環境や人間関係(パートナーシップも含む)、睡眠、休息、運動、スピリチュアル、キャリア、創造性など、健康や幸せを取り巻くあらゆる背景を包括的(ホリスティック)に考慮した心と体の栄養学です。単なる栄養摂取にとどまらず、生活全体に影響を与えるアプローチです。

パートナーシップは、ホリスティック栄養学の中でも、健康と幸せにとって欠かせない重要な要素となっています。

ホリスティック栄養学についての詳細は、以下の記事をご参照ください。

健康でいることは、良い夫婦関係にもとても重要な理由

健康が良い夫婦関係にとって重要であるということは、もしかしたら当たり前のことなのに、気づいていない人が多いかもしれません。

心と体の健康は、夫婦関係に大きく影響を与え、逆に夫婦関係の質も、健康状態に大きく影響を与えます。

以前ご紹介した、「パートナーシップは健康と幸せの土台。ホリスティック栄養学の第一の食べ物にも関係します」という記事の中で、ハーバード大学が80年にわたって行った研究によれば、愛のある良好な人間関係は、人生を長く、幸せにすることが明らかにされているということをお伝えしました。これは、社会的なつながりが孤独感を和らげ、精神的な安定をもたらすからです。

詳しくは、こちらのブログを参考にしてください。

https://misakiharada.com/partnership-holistic-nutrition

この記事の中にもあるように、良いパートナーシップ、結婚生活は、心も体も健康的な行動に繋がり、うつ病や生活習慣病を防いだり、ストレスの軽減や免疫力アップにも繋がるとされています。

夫婦関係が悪化すると、精神・身体的な健康にも悪影響を及ぼすことも分かっています。

また、逆に、心と体の健康状態が悪いと、コミュニケーションがうまく取れなかったり、イライラしてしまったりと、そこから夫婦関係にも溝を作ってしまうことにも繋がります。

つまり、心も体も健康的な夫婦関係は、互いにサポートし合うことによって心身の健康を維持し、さらに愛と信頼の基盤を強化し、お互いの成長を助けることにも大きく貢献しているのです。

夫婦の健康をホリスティックな視点で考えるメリット

夫婦の健康をホリスティックな視点で見ることのメリットは、体だけでなく、心や精神、感情、そして社会的な要因が互いに影響し合っているという考えに基づいています。夫婦の関係は、これらの要素が密接に絡み合っており、全体的なバランスが保たれることで、より豊かな関係と幸せ度が増すということだけでなく、2人のお互いの成長にも繋がっていきます。

1. 心身の健康と幸せ

ホリスティック栄養学では、健康は体だけでなく、精神的・感情的な健康とも強く関係していると考えられています。夫婦が共に心と体の健康をサポートし合うことで、ストレスや感情の不安定さを軽減し、日常生活や人間関係にポジティブな影響を与えます。例えば、適切な栄養とライフスタイルを維持することは、ストレスホルモンを減少させ、互いの感情的な安定を促進します。

2. お互いのサポートを強化

ホリスティックな視点で健康を捉えることで、夫婦は互いに感情や心のケアを行う意識が高まります。例えば、パートナーの健康状態を理解し、食事や生活習慣をサポートすることは、夫婦間の共感や信頼を深める重要な役割を果たします。また、健康的な食事を共にすることで、絆が深まり、夫婦の関係がより親密なものになることもあります。

3. 長期的な幸せと成長

ホリスティックアプローチは、夫婦の関係を単に現状維持するだけでなく、互いに成長し続けるための基盤を提供します。心身ともに健康でいることで、夫婦は困難な状況にも柔軟に対応でき、長期的な幸せを目指すことができます。例えば、定期的に健康に関する目標を設定し、互いにサポートし合うことで、夫婦は一緒に成長し続け、より深い絆を築くことができます。

私が夫婦で実践している、健康で輝く未来への成長と豊かな夫婦関係を築くためのポイント(ホリスティック栄養学の視点を含みます)

ここからは、私が夫婦で実践している「健康で輝く未来」への成長を目指した豊かな夫婦関係を築くための具体的なポイントについて、ホリスティック栄養学の視点を交えながら紹介します。

ポイント1:バランスの取れた健康的な食事を80:20ルールで

実は夫はシェフ、私は管理栄養士、というのもあり、私たち夫婦は、食をとても大切にしています。

私たちが日々の食生活で心がけているのは、80:20ルールです。80:20ルールというのは、ホリスティック栄養学の食事理論の中にも紹介されているもので、80%は栄養バランスの取れた健康的な食事、残りの20%はただ楽しむための食事、を取り入れるというものです。

この、80:20という数字は、きっちりとクリアということでもなく、感覚的なものです。

だいたい8割はしっかりと家で作る栄養バランスの取れた食事、あとの2割は、外食やテイクアウト、家で作る場合でもちょっと手抜きでいいよね、というようなざっくりとしたものです。

通常は、私たちは平日は栄養バランスの取れた良い食事を心がけ、週末は少し外食やテイクアウト、手抜き、となるパターンが多いですね。

ルールといっても、この80:20ルールというルール自体がざっくりとしたゆるいルールなので、心も体にも余裕が出てきますね。

この80:20ルールに従うことで、心身のバランスを保ちつつ、無理なく健康的な食生活を維持できるのです。また、夫婦で一緒に食事を計画して、料理を楽しむということは、健康面だけでなく、コミュニケーションの時間も得られるので一石二鳥です。


ポイント2:一人一人のバイオ個性に合わせたライフスタイル

ホリスティック栄養学では、バイオ個性の概念が非常に重要です。私たちはそれぞれ異なる体質やライフスタイルを持っていて、食事や運動、リラックスの方法も違います。

夫婦でお互いのバイオ個性を尊重して、それぞれに合う健康習慣を取り入れることが、より良い関係を築くための土台となります。

例えば、私は、直前でもささっと計画的に素早く動くことが好きなのですが、夫はのんびり余裕をもって動く派。でもこれは、ルーズという意味ではなく、時間に余裕を持ち、早めに家を出るなど、慌てないで行動できる良い点でもあります。

この私達2人の違いをうまく活用すると、自分のスケジュールを直前に知らせるのではなく、前もって知らせておくことや、お互いのスケジュールを確認しておくことで、行動をしやすくなります。具体的には、私達は、何か用事が入った場合は、まずは口頭で伝えた上で、忘れないように、Googleカレンダーを共有して、お互いのスケジュールを把握しています。

また、私達は、早寝早起き派。昔は夫が夜遅い仕事をしていたので、夜遅くまで2人とも起きておく、ということがあったのですが、それでは健康を2人とも崩してしまう、ということに気づきました。お互いにとって良い方法は何か?を考えた時に、お互いに、夜遅い仕事はしない、という決断に至りました。

昔は仕事だからしょうがない、そんなことは不可能だと思っていたのが、今はお互いに大切にしたいライフスタイルを共有できるようになってから、夜は仕事をしない働き方も一緒に実現することができました。


ポイント3:定期的に旅に出る

私たちはお互いに旅好き、というのが出会う前からの共通点です。
は、日常から一歩離れて新しい場所を探索し、心と体のリフレッシュを図る最高の方法です。

私たちは現在、ニューヨークに住んでいますが、国内外問わず、定期的に旅に出かけて、自然の中や他の文化の中で過ごす時間を大切にしています。

自然に触れることで、ストレスが軽減され、お互いの絆が深まります。また、旅は、新しい体験や旅先での予期せぬトラブルまでも共有でき、夫婦の協調性や成長を促すきっかけともなります。また、ホリスティックな観点からは、自然の中での活動が心身のバランスを整える効果があるともされています。

また、旅は、永遠に終わりがないもの。その終わりがないものを2人で一緒に経験することで、一つ一つの旅からのさらなる成長が永遠に続くというようなイメージを持っています。

今は息子も一緒に旅をするのですが、息子もどんどん旅をする度にたくさんの文化に触れ、大きく成長しているのをクリアに感じます。


ポイント4:睡眠の質

健康的な生活の鍵の一つが、質の高い睡眠です。睡眠は、体と脳が回復し、エネルギーを再充電するための時間です。私たちは、寝る前にリラックスできるルーティンを持つことで、良質な睡眠を確保しています。特にホリスティックなアプローチでは、自然なリズムに従って生活することも推奨されてるので、夫婦でカフェインを控えたり、寝る前にテレビを見たりすることも避けています。

睡眠の質が向上することで、日中のエネルギーが高まり、夫婦間のコミュニケーションや協力もスムーズになります。

逆に睡眠の質が下がった時は、朝からぼーっとした感じがあり、機嫌が悪くなり、コミュニケーションにズレが出てしまうので、本当に睡眠って大事だと思います。

因みに睡眠の質は、私達夫婦がお酒を一切飲まなくなってから劇的に変わりました。

これに関しては、「お酒に適量なし?!夫婦でやめて大変化」という下記の動画の中でも解説していますので、参考にしてください。


ポイント5:お互いのレベルに合わせた運動

運動は夫婦関係においても重要な要素です。でも、それぞれの体力や運動レベルは違うので、私たちはお互いのレベルに合わせた運動を取り入れるようにしています。

夫はブラジリアン柔術を定期的に行っていますが、私は散歩や軽いランニング、たまにヨガなど、軽めの運動をしています。

一緒に運動をする時は、散歩やハイキングをすることもありますね。

もちろん、ホリスティック栄養学では、体と心を整えるための運動も心身の健康にとって大切にされています。


ポイント6:密なコミュニケーションと情報共有

最も重要なポイントの一つが、密なコミュニケーションです。私たちは、定期的にお互いの気持ちや考えを共有する時間を設けるようにしています。夫婦が感情や考えを自由に表現し合うことで、互いの理解が深まり、ストレスを感じた際にも早めに解決策を見つけられます。ホリスティックな視点では、感情や精神の健康も身体の健康と密接に関わっているため、コミュニケーションの質を高めることは、全体的な健康を保つ上でも欠かせない要素です。

食事やお茶の時間や散歩の時間を意識的に一緒に取り、そこでコミュニケーションを取ることも多いですね。栄養も取れてリラックスもできて運動もできてコミュニケーションもできる、まさにホリスティックに密にコミュニケーションが取れるわけです。

また、私たちは、それぞれが見つけた興味深いウェブリンクや情報を見つけた時、それをお互いにシェアすることも大切にしています。

私も夫も健康や旅、教育に関するトピックが好きなので、それらの情報をお互い、興味深いものを見つけたらリンクを送ってシェアしています。

そこから、夫婦で一緒に何かするアイデアのヒントが得られたり、将来の2人の目標に向かって進めるきっかけになることもあるので、こういった情報の共有もとても成長させてくれます。


ポイント7:夫婦共通のスローガンがある

私達には、夫婦で共通したスローガンがあります。

それが、「We will grow to the Max. 私達は最大限に成長する」というもの。

私達が飼っている愛犬柴犬の名前、Maxという言葉を使って、一緒に人生の中で助け合って成長していくという願いが込められています。これは、健康も愛も、創造性も仕事も人生で叶えたいことも全て含めて、まさにホリスティック(包括的)な想いが込められているものです。

こういった、自分たち夫婦にしか分からない独自のスローガンを使い、全体をホリスティックな視点で見ることによって、お互いの一致団結力が上がり、広い目かつ、私達2人にしか分からないバイオ個性を尊重することができます。夫婦一致団結自体も、それぞれの夫婦でバイオ個性がありますね。

たまに意見の食い違いなどで喧嘩をしたりしても、このスローガンの元、私達はまた原点に戻ってこれまで助け合って過ごしています。


ここにご紹介した例は、私達夫婦の例ではありますが、ホリスティック栄養学の視点を入れたこの7つのポイントを意識することで、夫婦間・パートナーシップにおいて、心と体の両方の健康度が上がり、夫婦の愛も高まり、継続的に輝ける未来へ成長していけます。

まとめ:ホリスティック栄養学の基本。健康的なパートナーシップを築く鍵

ホリスティック栄養学は、心と体の健康をサポートするだけでなく、パートナーシップにも大きく影響を与えます。

これまでのポイントを踏まえて、最後に重要点のまとめです。

パートナーシップ改善の前に、自分との関係改善が先

まずは、心も体も健康でいるため、パートナーと健全な関係を築くためにもまずは自分との関係がいいことが鉄則です。これにも、心と体両方に気を配った、ホリスティック栄養学の視点を考慮することが必須です。

食事・運動・睡眠・生活の質は夫婦の健康と幸せに大きく影響

愛の言葉よりも、夫婦両方が、心身ともに健康でいることが、お互いの精神を落ち着かせ、愛を育める土台となります。

バランスのよい食事はエネルギーだけでなく、感情にも影響を与えます。
適切な運動は、ストレス発散にも繋がり、良質な睡眠、生活の質を整えることは、精神安定上にも健康上にも重要なこと。

さらに、食事、運動、睡眠、生活を夫婦で共にすることによって、絆は大きく深まります。

自分も相手も尊重した密なコミュニケーション

相手のためだけ、と自分が我慢したり、自分だけがよければ良いと自分よがりになることなく、自分も相手も両方尊重した密なコミュニケーションは輝ける未来へ向かう健全なパートナーシップにおいて、とても重要なこと。

自分が話す時、また、相手の話を聞く時のコミュニケーションスキルも思い出し、ぜひ日常の中に、密なコミュニケーションを取り入れていきましょう。

コミュニケーションスキルに関しては、詳しくは、以前解説していますので参考にしてください。

https://misakiharada.com/partnership-miscommunication-reasons/
https://misakiharada.com/partnership-communication-skill-1/
https://misakiharada.com/partnership-communication-skill-2/
https://misakiharada.com/partnership-communication-skill-3/

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