今回の内容はこちらの動画でもお話しています。
私たちがホームスクールを選んだ5つの理由
5歳の息子とホームスクールを始めました。
今は夏休み中なので、ゆるく開始していて、正式には9月スタートですが。
私たちが住むアメリカでは、ホームスクールをしている家庭は少数派ではあるけど、決して珍しいことではありません。
なぜ私達ハー家が、5歳の息子にホームスクールをすることにしたのか?
実は、これは本当に、言語化できない部分も含めて、色んな理由があります。
でもあえて、伝えるために頑張って言語化してみたいと思います。
一番大きな理由は、「自分や家族にとってのベストを、自分で選べる人になってほしい」と思ったからです。
その上で、具体的な理由を5つお話しします。
①自分で選択する幅を増やすこと
これは、もちろん学校でもできないことではないとは思いますが、学校は、常に一定のカリキュラムに従って日々が動いています。もちろんそれは、良いことでもあります。みんなで一緒に進めていく、スムーズに進めていける。私も仕事でも勉強でも、そういったスタンダードのカリキュラムがあることで、バランスよくスムーズに進めていくことができる。これは、本当に学校のメリットだとも思うのです。
一方で、自分はこうしたいな、と思っても、カリキュラム通りにみんなと一緒に進む必要があったりする。そうなると、自分の選択ではなく、誰かの選択に乗っとり動くようになる、これはいいことでもある反面、少しもったいなさを感じることもあるのです。
②最高の瞬間を逃さずに楽しめること
一番やりたい!と思って集中してる時に思い切りそれに集中することや、天気が最高な時にその最高の天気をめいっぱい楽しむこと、こういうことも、できる限りやれたらと思っています。
例えば家で、子供が1人で一生懸命、絵を書いている。そんな、クリエイティブなことに集中している時、私はその情熱の炎を消さずに大切にしてあげたいと思うんです(もちろん、そう言っている私も、ご飯だよー!と情熱の火を消してしまうことってあるんですが、、、)。
また、学校では、毎日、外に出る時間、というものが決まっています。それは、大勢の集団生活の中では仕方ないことであり、メリハリをつけるためにも大切なことでもあるのですが、例えば、朝日を浴びて体を動かすことだったり、最高の天気に教室内で過ごすことだけでなく、外の自然の素晴らしさをたくさん感じることだったり、そういう最高の瞬間を逃さずに楽しめることも大切だなぁと思ったりします。
③食
ハー家では、食はとても大切にしています。学校に通っている場合、給食でも、自分でお弁当を持参することもどちらも可能です。給食の場合は、ニューヨークの学校では、ほぼ毎週1回はピザが出ます。他のメニューは、最低ってほどのものでもないのですが、やはり家で食べる食事とは栄養が落ちます。
ちなみに、こちらが、ニューヨーク市の公立学校の給食メニューです。
https://www.schools.nyc.gov/school-life/food/menus
また、給食は弁当を選択できたとしたとしても、厄介なのが、クラスメイトの誕生日会や特別イベント。多い時では、月に数回、このようなイベントが行われます。毎回砂糖たっぷりのケーキやお菓子、こういうものが、よく学校でも提供されるのです。もちろんたまにだからいい、と思うこともできます。ただし、頻度も高い。食に関しては、私は個人的に、家庭の方が栄養バランスは取りやすいと思います。毎日直接、健康に関わることなので。
④5歳だからこそ
ニューヨークでは、正式に教育委員会にホームスクールの届けを出す必要があるのは、ファーストグレードから。5歳では、まだキンダーガーテンという学年で、キンダーガーテンは、ニューヨークの場合、届けは必要ありません。
届けがまだ必要でないこの時期に、トライアルをしてみようと思いました。
⑤ただ、試してみたかった
もしかしたら、一番の理由はこれかもしれません。未知の世界だからこそ、やってみないと分からない。だから、ひとまず、試してみたかった。色々想像したところで、結局はやってみないと分からない。これが一番大きいですね。
本当に、ここには、言語化できない感覚的な部分があります。
でも、あえて言葉にしてみると、私がホームスクールを選んだ理由は、単に「子どもが自分で選択できるようになってほしい」ということだけではないのだと思います。
自分の興味に集中できること。
天気や自然、その時にしかない瞬間を楽しめること。
食事や生活リズムを整えやすいこと。
家族と一緒に過ごしながら、安心できる環境で成長できること。
息子の心と体の健康を、どれか一つだけではなく、全体として大切にしたい。
その思いが、ホームスクールという選択につながっています。
ホームスクールとは?アメリカでは一般的?
ここからは「ホームスクールって、そもそも何?」
そんなふうに思われる方もいらっしゃるかもしれないので、ホームスクールとは何なのか?アメリカでは一般的なのか?というようなお話もしていきます。
ホームスクールとは、その名の通り、自宅を中心に学ぶ教育スタイルのことです。
「学校へ行かない」と聞くと少し驚かれる方もいるかもしれませんが、アメリカでは決して珍しい教育ではありません。
アメリカのホームスクール教育を調査・研究している National Home Education Research Institute(NHERI) によると、2024〜2025年度には約340万人(K-12)の子どもたちがホームスクールで学んでおり、全学齢児童の約6.3%にあたると推計されています。これは、およそ16人に1人がホームスクールという計算になります。

出典:U.S. Department of Education, National Center for Education Statistics(NCES)およびNational Home Education Research Institute(NHERI)の公開データをもとに筆者作成。
※2024〜2025年度はNHERIによる推計であり、NCESの過去年次調査とは調査方法が異なります。
ホームスクール人口はここ数年で大きく増え、今ではアメリカの教育の選択肢の一つとして、以前よりも広く認知されるようになっています。
もちろん、公立学校や私立学校へ通う子どもの方が多いですが、州によってはホームスクールの制度も整っており、私たちが住むニューヨーク州でも、法律に沿って届け出や学習計画を提出しながらホームスクールを行うことができます。
ホームスクールというと、
「家で親が学校の授業をそのまま教える」
というイメージを持たれる方も多いのですが、実際はそれだけではありません。
家庭ごとにスタイルはさまざまで、本を読んだり、自然の中で学んだり、美術館や博物館へ行ったり、オンライン教材を活用したりと、子どもの興味や成長に合わせて柔軟に学びを組み立てていくなど、それぞれの家庭で様々です。
だから私は、「学校を家に持ってくる」というよりも、「生活そのものを学びにつなげていく」というイメージを持っています。
ニューヨークでは「子どもを預けて働く」が当たり前
私達の住むニューヨークでは、共働き家庭が圧倒的に多くあります。
子どもは学校へ行き、お迎えはナニーさんもしくはアフタースクールへ通う。夏休みはナニーさんに見てもらいつつも、子供はサマーキャンプという夏のプログラムに参加するなどとしている方が多いです。
実は私も、未婚のシングルマザーだった頃は、娘が小さい時にベビーシッターへ預け、フルタイムで働いていました。夏は近くのデイケアのサマープログラムに行かせていました。
子どもを預けて、自分は仕事に集中する。
そのシステムは、ニューヨークではとても自然で、うまく機能しています。
もちろん、私立の学校だと、授業料は非常に高くはなるのですが、公立の学校だと、無料で行けるので、共働きの人が、子供を無料で預けて、学校の時間外はナニーさんを雇って、自分は仕事に集中するということは一般的になっています。
因みに、まだ小学校に上る前の年齢でも、ニューヨークは、保育システムが充実していて、他の州だと、プリスクールといって、4歳児から無料で入れるPre-Kというのは一般的なんですが、ニューヨーク市では、さらに、その一つ下の年齢、3歳から入れる3‐Kというのもあり、さらに、今は、ニューヨークのマムダニ市長が、新たに、2歳児から通える保育無償化の2−K プログラムというのも今年の9月から始まる予定で、共働きには、子育てにとても便利なシステムではあるんですよね。
こんな風に、ニューヨークに住んでると、わりと子供を預けることとか、学校に関しては、公立の場合は、そんなに難しくないことなので、だからこそ、今回ホームスクールを選んだことを人に話すと、色んな反応をいただきます。
意見もバイオ個性。それぞれの家庭での選択
ホームスクールと聞くと、いろんな意見が飛び交います。
「いいね!」「やれることなら私もやってみたい!」
という人もいれば、
「あなた、クレージーね!」
「学校で先生や他のお友達と過ごすことが大切ですよ!」
「子供が預けて、その間に自分が好きなことに集中した方がいいじゃん!」
そんな声をいただくこともあります。
もちろん、それぞれにいろんな考え方があっていいと思っています。
ニューヨーカーはけっこう意見をハッキリ言う人がいいので、ある意味、私はすごく気持ちいいなあと思うんですよね。逆に私も、ハッキリ言う人がほとんどだからこそ、自分の意見もはっきり持てるので。
色んな考えがあるというのも、ホリスティック栄養学では、バイオ個性と言われるところで、人の考えや状況も人それぞれだし、学校もホームスクールもそれぞれに、メリット・デメリットがあるので、どちらがいいというものではなく、それぞれの家庭での選択です。
私たちも、まだ始まったばかりで、ここからどうなるか分からないし、実際に、途中でやっぱり学校にいくのがベストだと思うこともあるかもしれません。
でも、今の時点では、ホームスクールを選んでみた、ということですね。
因みに私、
「クレージーね。」
と言われると、ちょっと嬉しかったりします(笑)。
だって、みんなと同じであるよりも、自分らしい選択ができる方がおもしろいから。
もちろん、人と違うことをするためにホームスクールを選んだわけではありません。
でも、人の目を気にして、自分や家族にとって本当にいいと思う選択を諦める人生は送りたくない。
やってみない前に、判断するんじゃなくて、まずはどうなるか分からないからこそ、試してみる、そんな感じですね。
試してみて、合わないかもしれないし、それだったら、また方向を修正しようと思っています。
もし会社員だったら、この選択はできなかったかもしれない
一つ、私が思うことがあります。
もし今も普通に会社員として働いていたら、ホームスクールなんて考えもしなかったと思います。
仕事へ行き、子どもは学校へ行く。
きっと、それが当たり前だったでしょう。
だから私は、この選択ができること自体、とてもありがたいことだと思っています。
もちろん、ホームスクールは楽な道ではありません。
これから大変なこともたくさんあると思います。
我が家では夫婦でよく「スケジュール会議」をしています。
夫の仕事。
私の仕事。
夫の趣味。
私の趣味。
そして、息子との時間。
今週はどう協力していくのか。
誰が何を担当するのか。
こういう話し合いは、ホームスクールをする上でも、家族との関係を円滑にするためにも、本当に大切だと感じています。
その話は、また別の機会でお話ししたいと思います。
「教える」ではなく、一緒に成長
私は、ホームスクールをするからといって、
「子どもに教えなきゃ。」
という感覚は、あまりありません。
それよりも、
子どもと一緒に成長していく。
そんな感覚の方が近いです。
「教えなきゃ。」
と思うと、少しプレッシャーになるし、自分がしっかりしなきゃみたいな、その時点でストレスを感じるんですよね。
でも、
「一緒に学ぼう。」
「一緒に成長しよう。」
そう考えると、不思議と肩の力が抜けます。
そして、子どものことだけではなく、自分自身のことも、家族のことも、もっと大切にできるような気がするんですよね。
ホームスクールも仕事にも共通するバイオ個性に基づく成長の考え方
実は、この感覚は仕事でも同じです。
私は受講生に「教える」というよりも、「一緒に成長する」という気持ちで関わっています。
もちろん、ホリスティック栄養学の考え方や知識をお伝えすることはあります。
でも、私がお伝えすることが、毎回その方にとって唯一の正解とは限りません。
ホリスティック栄養学でもよく言われますが、
その時の状況。
置かれている環境。
価値観。
目指したい未来。
などは、本当に人それぞれにバイオ個性があり、一人ひとり違います。
だから私は、個別サポートをとても大切にしています。
私が手取り足取り答えを渡すのではなく、
受講生自身が柔軟に取り入れ、
自分で考え、
自分に合った形を選べるようになること。
それが大切だと思っています。
そして、その過程で私自身も学び、成長し続けています。
ホームスクールも、子育ても、働き方も。すべてホリスティック栄養学に繋がる
私の中には、一つ変わらない軸があります。
それは、
「誰かの正解を生きる」のではなく、自分で考え、自分で選べる人を増やしたい。
ということ。
ホームスクールも。
ウェルネス起業も。
私が考え方の土台としている、ホリスティック栄養学も。
私にとっては、全部それらが延長線上にあります。
どんな働き方をするのか。
どこで暮らすのか。
家族とどう過ごすのか。
子どもをどんな環境で育てるのか。
誰かが決めた「普通」を追いかけるのではなく、
自分や家族にとってのベストを選べること。
私は、それが本当の豊かさだと思っています。
収入ももちろん大切です。
でも、その収入でどんな人生を選べるようになるかは、もっと大切ではないでしょうか。
ホリスティック栄養学は、人生全体を考える学び
「ホリスティック栄養学」と聞くと、食事や栄養だけを学ぶものだと思われることがあります。
でも、ホリスティック栄養学とは、
食事だけではなく、環境や人間関係、働き方、子育て、暮らし方、創造性、運動、睡眠。
などなど、人生の選択そのものを、トータルで考える心と体の栄養学です。
だからホームスクールという選択も、その考え方の延長線上にあり、私はうちでやるホームスクールは、ホリスティック ホームスクールとよんでます。
私はホームスクールをみんなに勧めたいわけではありません。
学校が正しい、ホームスクールが正しい、そんな話でもありません。
私が大切にしているのが、
「自分や家族のバイオ個性に合った選択を、自分で考えて選べること。心と体の栄養をホリスティックに整えること」
です。
今日は、ちょっといつもとは少し違う、私の人生観みたいな内容だったとは思いますが、これから本格的にやっていくホリスティック ホームスクールを通じて、家族みんなで、心と体の栄養を整えて行きつつ、色んなことにさらにチャレンジしていきたいなぁという思いをシェアさせていただきました。
普段は、管理栄養士・ヘルスコーチ、その他ウェルネス分野の専門家の方に向けて、ホリスティック栄養学を土台に、セルフコーチング・コーチング、ビジネスも学べるサポートをしています。
無料のメール講座の中でも、ホリスティック栄養学のこと、ウェルネス分野のお仕事をしている方やこれからそういったお仕事をしたい方に向けて役立つ情報を配信しているので、よろしければ、ご登録ください。
参考資料
- National Home Education Research Institute (NHERI), How Many Homeschool Students are There in the United States During the 2024–2025 School Year?(2026)https://nheri.org/how-many-homeschool-students-are-there-in-the-united-states/
- National Home Education Research Institute, Research Facts on Homeschooling(2026)https://nheri.org/research-facts-on-homeschooling/
=================================
ホリスティック栄養学の考えを元に
あなたと大切な方のセルフコーチング・栄養指導やコーチング・ビジネスに活かせる
「幸せパフォーマンス無料メール講座」

管理栄養士・ヘルスコーチの資格を生かした仕事で起業したい人、
その他、健康や幸せを広げるお仕事をしたい人、
心と体の一生モノのセルフコーチングに活かしたい方に。






