全ての時間を意味のあるものにするには

タイムマネジメント

 

「この時間は無駄だなあと感じたことはありますか?」

福岡で大学生だった頃(大昔です 笑)、
私の大学に歌手の藤井フミヤさんが
講演に来たことがありました。

その時の講演の時の
彼の話の中で唯一、
強烈に覚えていることがあります。

「何もしていない時は
 自分を浄化している時。
 何もしていない時でも
 意味のあること。」

こんなことさらっと言えるなんて
カッコいい生き方だなぁ、
と思ったと同時に、

そうか、無駄な時間と
思っている時でも、
意味があると考えれば良いなと
思ったものでした。

何もしないでゴロゴロしている時、
そんな時は無駄な時間を
過ごしてしまったな、
と思うことはよくあると思います。

確かにそうかもしれません。
それが無駄だと自分で決めつけるんだったらね。

でも、ゴロゴロしている時も、
心臓は動いてる、
マインドも働いている。

そんな時間を
「あーあ、また無駄に過ごしてしまったな」
と思うのか、

「自分を浄化できたな」
とか、
「自分の体を休めることができたな」

と思えるのとでは、
次に移す行動が
全く違ってきます

前者の場合はおそらく
また同じように無駄に過ごしてしまうでしょう。
そしてきっと自分はダメだなぁなんて
思ってしまうかもしれませんね。

後者だったら、
「浄化できた!休めた!」
ということでエネルギーが蓄えられ、
次の行動にエンジンがぐんっと
かかって生産的に動けるようになるでしょう。

人間、何もしてない時って
何もないんですよ^^

私は結構、
起きている時間がもったいないとさえ
感じてしまうほどの
アクティブ派です(笑)。

だから家族の中でも
飛び抜けて動くタイプ。

そんな私の横で、
自らベッドで長時間
リラックスできるタイプが夫(笑)。

動いていない時間、
焦ってとにかく動かなきゃー、
と思ってしまう落ち着きのない私に、
夫はいつもリラックスして
心に余裕を持つようにと
自らお手本を見せてくれます(笑)。

その夫の見本を
見ているおかげでだいぶ、
気持ちに余裕が持てて、
本当に落ち着けるように
なりました。

焦りがなくなりました。

そして、焦ってせかせかやって、
「意味があるような気持ちになるだけ」の
時間を過ごすことよりも、
ゆっくり流れる時間でも、
「意味がある時間」として過ごせるようになると、
全ての時間も意味のあるものになるんだな
と余裕が持て、思考もクリアになリます。

この違い、分かりますか?

考え方1つで、
行動まで変わってくるんです。