できない理由を探す人、できる理由を見つける人

普段の生活の中で、
できない理由と、できる理由、
あなたはどっちを多く考える人ですか?

◆今日のヒントになったストーリー◆

ちょうど2年ほど前に、私の娘が、
ミドルスクールの不合格通知をもらいました。

私たちが住むニューヨークでは、
学校にもよりますが、
ミドルスクール、つまり中学校は
6年生スタートのところが多いのですが、
その学校は5年生から受け入れている学校で、
入学方法はロト(抽選)のみで倍率がかなり高いんです。

だから運に任せるしかない!
(と思ってました)

とても行きたいと言っていた学校だったので、
不合格通知を読んだ娘は号泣。

それを見た私は、
まあダメ元だけど、
もしかしたら方法があるかもしれないと思い、
学校に電話をかけて、

「不合格通知をもらったけど、
もしかしてウェイティングリストなどに
載せてもらえるような方法はないですよね?」と
聞いてみたんです。

聞くこと自体は別に悪いことじゃないよね、と思って。

そしたらなんと、すんなりと、
「それでしたら、学校にお手紙を書いてください」
と言われました。

ウェイティングリストに載せるために、
リコメンデーションレター(推薦レター)を
書けば良いと。

そこから急いでレターの書き方を調べて、
その日のうちに手紙を書き、学校に持って行きました。

郵送でも良かったんですが、
郵送だと時間がかかるし、
ちゃんと届くかどうかも心配だったので。

でも、その後数ヶ月待っても
学校からは連絡が来なかったので、
まあやっぱりダメだったかと思ってたのです。

しかし、なんと新学期の日の夜にその学校から電話があり、
「空きが出ましたので明日から学校に来てください」
との連絡が。

ほぼ諦めかけていた時の連絡だったので、
びっくりと同時に希望を捨てずに
小さな行動を取って本当に
良かったと思いましたね。

そして今でも娘は
その学校に毎日楽しく通ってます。

一度落ちたけど、それをダメだったと諦めずに
取った行動はただ1つ。

学校に連絡して何か方法がないか聞き、
言われた通りのことをやっただけ。

裏口入学のお金を渡したわけではありません(笑)。

ダメだった時は、
やっぱ運が悪かったんだな、とか、
できない理由を探してしまう傾向が
人にはあります。

それが普通かもしれません。

でもそれが普通だからこそ、
いやいや待てよ、
どうにかなるはずだ、
と考える人は少数派で、
できる理由を見つけると、
意外にできる方法はあり、
しかもその方法を実行する人も少ないから、
実行すればできる可能性が高いこともあるんです。

つまり、
無理だろうと思ってチャレンジできそうにないことって、
実はチャレンジする人少ないから、
やってみたら意外と高確率で
うまくいく可能性があるってことなんです。

私はこの、
娘が一度落ちた学校に入れた経験からも、
不可能なことを可能に変えることは、
できる理由を見つけるために
ちょっと行動するだけなんだなと
学びました。

今あなたが持っている、
自分には無理だ、と思うような
大きなチャレンジって、
あんまり多くの人がやってるものでは
ないんじゃないでしょうか??

多くの人がやってるものじゃないってことは、
やれば高確率でうまくいくことかもしれないですよ。

できない理由より、
できる理由の方が多いはず。

その考え方を持つだけでも、
人生大きく変わりますよ^^

◆今日のヒントのまとめ◆

無理だろうと思ってチャレンジできそうにないことって、
実はチャレンジする人が少ないから、
やってみたら意外と高確率で
うまくいく可能性があるんです。

ちょっと行動するだけで、
意外と簡単にできることは多いです。

できない理由を探すより、
できる理由を見つけて行動していきましょう。