アメリカの牛乳〜どの牛乳を選ぶべき?

こんにちは!原田美咲です。

昨日開催した食育ワークショップで、アメリカの牛乳に関しての質問も出ましたので、こちらでもシェアしたいと思います。

牛乳に関しては、アメリカでも日本でも近年では賛否両論、様々な意見がありますね。

牛乳にはカルシウムが豊富というのは誰もが聞いたことがあると思いますが、私が子供のころは、牛乳をたくさん飲んだら背が高くなると言われていました。

それで私は背が高くなりたくて、牛乳をせっせと飲んでいたのにも関わらず、背は高くなりませんでした。

私の身長は、150cmで止まったままです。

しかも、牛乳を何杯も飲んだ後にお腹を壊すこともありました。

因みに私の兄も、小学生の頃、その話を信じて、牛乳1リットルを一度に飲むという実験をしていました。

その結果、得られたものはただお腹を壊したということだけです(笑)。

 

 

牛乳を飲んでどうもないという人もいますが、乳糖不耐症といい、牛乳に含まれる糖分である乳糖(ラクトース)を分解する酵素(ラクターゼ)の欠乏により、乳糖を消化できない人が世界中にたくさん存在します。

また、牛乳に含まれるタンパク質、カゼインは人間の体の中ではスムーズに消化できず、体内に溜まって癌の原因にもなるとも言われています。

ハーバード公衆衛生大学院の研究によると、アメリカで推奨されている、一日3杯の牛乳を飲むと(明らかに多くないかな?と思うのですが・・・)、乳がん、卵巣癌や前立腺癌のリスクを高める可能性があることも分かっています。

上記を読んで、牛乳は絶対ダメだなと感じる人もいるでしょう。

 

私は、牛乳は嫌いではないのですが、上記のような情報を知ってからは昔ほどはあまり積極的には摂らないようになりました。

飲むときも、必ずオーガニックのものを選んでいます。

アメリカには実に多くの種類の牛乳があります。

今回は、大きく分けて3つの種類、①オーガニックではない牛乳、②オーガニックの牛乳、③オーガニックのグラスフェッド100%の牛乳について、取り上げたいと思います。

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①オーガニックではない牛乳

できるだけ避けることをおすすめします。

一般的に牛は出産後、300日間ほど牛乳を出しますが、この間に牛乳がどんどん出るように、牛にウシ成長ホルモン(BST)を与えるのです。

製造者は、この成長ホルモンは動物にも人体にも影響はないと主張しますが、これに対しては多くの専門家の反対意見があります。

アメリカ以外の多くの国ではすでにこのホルモン投与は禁止されています。

また、ホルモン以外にも抗生物質を与えられていたり、飼料にも遺伝子組み換えの作物が使用されていたりと、オーガニックでない牛乳には様々な懸念があります。

 

②オーガニックの牛乳

オーガニックの牛乳は、オーガニック認定された牛から搾乳されています。

オーガニックの牛はホルモン剤や抗生物質を与えてはいけないと規定されています。

また、飼料も100%オーガニックでなければいけない、遺伝子組み換えや電離放射、下水汚泥も禁止されていますが、ビタミンやミネラルなどの栄養補助食品は与えても良いことになっています。

ちなみに、オーガニック飼料は、収穫前の少なくとも3年間、禁止物質(合成肥料及び合成農薬)で処理されていない土壌からのもののみです。

また、土壌の肥沃度や作物の栄養素の管理には、耕うん・耕作、輪作、被覆作物の栽培、動植物性老廃物や認可された合成物質による補填といった方法を活用し、禁止物質がオーガニックの土壌に接触しないようにしなければならないとしています。

また、放牧シーズンを通して(120日以上)牧草地に放たなければならず、飼料の30%以上は牧草でなければなりません。

オーガニックの家畜は全て、年間を通して自由に戸外に出入りできなければならず、環境や健康上の問題がある場合にそれが文書化されている場合のみ、一時的に収容しても良いとされています。

万一、オーガニックの乳牛が病気になって抗生物質や薬剤での治療を受けた場合はその後オーガニックとして販売することは出来なくなります。

このように、オーガニックで販売されている牛乳は様々な条件をクリアした牛乳です。

 

③オーガニックグラスフェッド100%の牛乳

同じオーガニックの牛乳でも、100% Grass-fed の牛乳に関しては、乳牛が穀物などの飼料ではなく、100%新鮮な牧草または干し草で育ったものです。

ビタミンやミネラルなどの栄養補助食品は必要に応じて与えられることはありますが、トウモロコシなどの穀物類は一切与えられないため、牛にとって本来の一番良い栄養である新鮮な牧草や干し草で育てられている、とても質の高い牛乳です。

季節によっても牧草も変わるため、まさに自然の中で育った健康な乳牛からの牛乳です。

風味もよく、栄養に関しても、血液中の脂質濃度を下げる働きや脳の活性化、美肌効果にも良い不飽和脂肪酸のオメガ3脂肪酸や共役リノール酸を多く含んでいます。

 
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さて、この3つのうち、一番質の高い牛乳はもちろん100%Grass-fedの牛乳なのですが、とても高価なのでなかなか実際は日常的には飲めるものではありませんね。
 
おそらく、牛乳の摂取に関しては、実際は日常的に飲めないくらいの頻度で飲むくらいが良いのかもしれません。
 
多くの牛乳を生産するために、乳牛はオーガニックか否かに関わらず、人生の大半を妊娠の状態で過ごさせられます。

妊娠中の乳牛は、エストロゲンやプロゲステロンなどのホルモンの量が非常に高い状態になり、それらのホルモンは牛乳の中にも出てしまいます。

エストロゲンやプロゲステロンは、安定した生理に欠かせない女性ホルモンではあるのですが、摂りすぎるとホルモンバランスを崩し、さらには乳癌のリスクを高めてしまいます。

アメリカの女性で乳癌が多いのは、乳製品と関係があるのではないかとも懸念されています。

 

乳製品にも含まれているカルシウムを多く取ることが、骨粗鬆症や骨折を防ぐと多くの人が信じていますが、実際には、アメリカやスウェーデン、オランダなどの乳製品を多く摂取する国では骨粗鬆症や骨折の発症率が最も高く、一方で日本や南アフリカなど、乳製品の摂取量が低い国ではこれらの発症率が低いことも分かっています。

ハーバード大学が78,000人の女性に12年間に渡って行った研究によると、乳製品を多く摂取した女性の方がたまにしか摂取しなかった女性に比べて骨折の率が多かったという結果もあります。

骨の健康を維持するにはカルシウムのみでなく、マグネシウム、カリウム、ホウ素、銅、マンガン、亜鉛などのミネラルや他のビタミンなどのバランスも重要です。

緑黄色野菜や全粒穀物、海藻などからもこれらの栄養素は取れるので、それらの食べ物をバランスよく摂ることが望ましいです。

 

さて、なんだかあまり牛乳を飲みたくなくなった方も多いかもしれません。

絶対飲んではいけないというものではないと思いますが、やはり飲むのであれば、オーガニックでないものはできるだけ避けた方が良いでしょう。

 

さらに調べていくと、搾りたての牛乳(殺菌なども一切なし)を提供しているところの情報も見つけました。

ご興味のある方はこちらから(英語のサイトです)。

搾りたてを飲める機会があったらまたブログ記事に書きたいと思います。

 

参考:米国農務省 Organic 101: The Lifecycle of Organic Food Production

        米国農務省 Can GMOs Be Used in Organic Products? 

        Integrative Nutrition Feed Your Hunger for Health & Happiness: Joshua Rosenthal     

 

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